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医院・クリニックの内定通知と不採用通知

採用面接の結果、採用したいと思った方には「内定」を通知し、次のステップなどをお知らせします。一方、不採用となった方にも、不採用であることをご案内しますが、その際にはいくつか注意点があります。

ここでは、内定通知と不採用通知の方法や、通知のテンプレートをご紹介します。

採用(内定)通知と不採用通知 進め方のポイント

どのタイミングで採用(内定)通知を出すの?

採用面接の結果、先生が「この人と一緒に働きたい」と思った応募者には、なるべく早めに連絡をしましょう。

良い人材であればあるほど、掛け持ちでクリニックの面接に応募しているケースが少なくありません。そのため、タイミングを逃すと「もう他の応募で内定が出て、そちらに決めました」となりがっかりしてしまうこともあります。

理想としては採用面接を行った当日、遅くとも採用面接日の翌日には電話で内定であることをお伝えします。その上で、郵送で「採用(内定)通知」をお送りしましょう。

「内定通知」では、内定を出すことや、次のステップである入職説明会の日程をお知らせし、その日付を押さえておいてもらいます。

以下に「採用(内定)通知」のテンプレートをご紹介します。

採用内定通知書

不採用通知はどうすればいいの?

一方、不採用となった応募者には不採用である旨を連絡することになりますが、こちらもタイミングには気を付けましょう。不採用の連絡は内定の連絡と異なり、早く出せば良いというものではありません。逆に、採用通知よりも一週間程度あとに出すことがポイントです。

なぜなら、先に内定を出した応募者が内定を断ってくるケースがあるからです。その結果、「採用したい人員数に足りなくなってしまった……」とならないように、採用通知の少し後に不採用通知をお送りすると良いでしょう。

「不採用通知」では、

  • 応募してくださったことへのお礼
  • 残念ながら不採用であること
  • 履歴書はクリニックで破棄し返送しないこと

をお伝えします。履歴書を返送しないのは、誤配送などによるトラブルを避けるためです。

応募者の中には、クリニックの近隣にお住まいで患者様になり得る方もいらっしゃいます。「不採用通知」であっても丁寧にご連絡することが大切です。

以下に「不採用通知」のテンプレートをご紹介しますので、参考になさってください。

不採用通知

まとめ

採用面接の結果、先生が「一緒に働きたい」と思った応募者を期待通りに採用していくためにも、結果の通知についてはタイミング・内容など押さえるべきポイントが数多くあります。

要所をしっかりと押さえて、採用できたはずの人を取り逃すことのないように注意してください。

執筆者 / TOTAL医療チーム

TOTAL医療福祉本部で、約300件の病院、クリニックからご支持いただき顧問を務めております。
開業、医療法人化、事業承継など医療福祉特有の課題について、知識を共有し、課題解決のためのツールを用意しておりますので、安心しておまかせください。

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