TOPへ戻る

金融機関の種類と特徴

金融機関の種類と特徴

  • ホーム
  • クリニック開業の教科書
  • 金融機関の種類と特徴

金融機関の種類と特徴

2017年6月23日更新

借入
画像

医院の開業資金の調達方法のひとつに、金融機関からの調達があげられます。
ただ、一口に金融機関といっても様々あり、それぞれに特徴があります。ここでは、医院の開業の際に候補となる金融機関の種類、特徴についてご説明します。

日本政策金融公庫

日本政策金融公庫は政府系の金融機関であり、医院開業時に利用する先生も多くいらっしゃいます。
融資の特徴は下記の通りです。

  • 固定金利
  • 比較的低金利
  • 設備資金に対する返済期間が長期(最長15年)
  • 運転資金は5年
  • 無担保、無保証人で借りることができる枠もある。

独立行政法人福祉医療機構(WAM)

独立行政法人福祉医療機構は厚生労働省所管の独立行政法人です。社会福祉事業施設や、病院・診療所等の整備のための貸付事業を行っています。
融資の特徴は下記の通りです。

  • 固定金利
  • 低金利
  • 新築資金であれば、最長20年/所要額の70%が上限
  • 機械購入資金であれば5年
  • 資金の種類によっては、診療所不足地域のみ対象とする(対象地域は医療機構ホームページにて確認可能)
  • 原則、担保・保証人が必要。

民間金融機関

都市銀行や地方銀行、信用金庫などです。金融機関によっては医院開業向けの商品があります。
各金融機関ごとで異なりますが、概ねの融資の特徴は下記の通りです。

  • 変動金利、固定金利選択型が多い
  • 無担保、無保証の商品も多い(ただし金額に上限あり)
  • 地方銀行、信用金庫等は地域密着型で融資の審査も早いことが多い

医師信用組合

医師会会員の相互扶助を目的とした金融機関です。ただし、医師信用組合が存在しない都道府県も多いです。
融資の特徴は下記の通りです。

  • 変動金利が多い
  • 信用組合によっては無担保、無保証型の商品もある
  • 医師会への加入が必要

まとめ

金融機関によって、変動・固定金利の違いや、返済期間の上限等が違っていますので、よく調べて金融機関を選ぶことが重要となります。
金利が少しでも低い方がいい、という視点のみで借入先を選んでしまうと返済期間が短く、のちのち返済が大変になるということも考えられます。
多角的、長期的な視点からご自身にはどこの金融機関が合うのか考えるようにしましょう。

この記事を書いた人

小原純一

税理士法人TOTALの開業支援チームを率いる『開業支援のプロ』。金融機関、大手リース会社での医療系サービス立ち上げ、クリニックの事務長など、医療業界での豊富な経験・実績を通じて、医療業界での確かな人脈・ネットワークを築き上げている。多くの開業支援実績に基づいた的確なアドバイスと、いつでも先生の立場に寄り添う親身な姿勢がこれまで開業を支援した先生から絶大な信頼を獲得し、開業後の先生からの相談も多数。