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医院・クリニックの採用・求人が難しくなっている3つの理由

医院・クリニックの採用・求人が難しくなっている3つの理由

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医院・クリニックの採用・求人が難しくなっている3つの理由

2017年5月22日更新

採用求人
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医院・クリニックの開業にとって、採用の成功は大きなカギとなります。 ただし、景気動向などの経済環境やクリニックの増加などの要因で医院・クリニックの採用・求人は難しくなる傾向に。
これは、需要と供給のバランスが崩れてきていることが主要因です。
これからクリニックを開設する方は、採用を始めるうえでの基礎知識として押さえておくようにしましょう。

医院・クリニックの採用・求人が難しくなっている3つの理由

1.クリニックの新規開業数は増加傾向

そもそも、クリニックの施設は増えているのでしょうか?減っているのでしょうか?
厚生労働省発表の「医療施設調査」によると、クリニック開業の一般的な形態である、一般診療所(無床)の施設数は増加傾向にあり、2004年~2014年の10年間で約8.4万施設から約9.2万施設と10%近く増加をしています。
一般診療所(無床)の施設数(2004~2014年)
毎年一定数のクリニックが開業され、求人需要が発生しているといえます。

2.医院・クリニックへの応募は?

では、医療業界への求人に対する応募はどのような状況にあるのでしょうか?
一般的に、「世の中の景気が良くなってくると、医院・クリニックの採用は難しくなる」と言われています。
実際、開業のための採用をお手伝いして感じるのは、「世の中の景気が悪くなると、クリニックの求人が楽になってくる」、逆に、「世の中の景気が良くなってくると、クリニックの採用は難しくなってくる」ということです。

3.医院・クリニックの求人はどう見えるのか?

医院・クリニックの求人は、一般的なオフィスワークの求人と比べてどう見えるのでしょうか。
 上記でお伝えしたとおり、必ずしも大きな魅力的な職場であるとは見えません。それは、

  • 土曜日など週末が休日ではない
    (一般的なクリニックは日曜は休診、土曜は診療されていることが多いです)
  • 連休がとりにくい
  • 夜7時以後の仕事も必要となってくる
  • 賃金水準も高いわけではない
  • 女性の職場である

といった要素があるためです。
一方、クリニックの業務は働くことで医療事務などの知識やスキルが身につくといったメリットもあります。
また、他の医院と単純比較されないためには、自分の医院・クリニックの特徴づくりが大切になります。医院のビジョン、先生の経歴や想い、職員同士の雰囲気がいい、など。求人募集する際のメッセージには、こういった情報をしっかりと伝えていく必要があります。

まとめ

医院・クリニックの求人・採用の状況についてご理解いただけましたでしょうか?
昨今の景気動向から考えると、医院・クリニックの採用は完全な売り手市場であるといえます。
採用も難しくなっている傾向にありますので、必要な準備をしっかり進めたうえで採用活動をはじめられることが大切です。

この記事を書いた人

小原純一

税理士法人TOTALの開業支援チームを率いる『開業支援のプロ』。金融機関、大手リース会社での医療系サービス立ち上げ、クリニックの事務長など、医療業界での豊富な経験・実績を通じて、医療業界での確かな人脈・ネットワークを築き上げている。多くの開業支援実績に基づいた的確なアドバイスと、いつでも先生の立場に寄り添う親身な姿勢がこれまで開業を支援した先生から絶大な信頼を獲得し、開業後の先生からの相談も多数。